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老後の必要資金「ためられない」が7割
【2020年1月14日】(年金、ライフリスク、老後)
新年あけましておめでとうございます。本年も、当社HPコラム「かけふ通信」をよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年は“老後資金2000万円不足”の問題が世間を騒がせましたが、新年早々に、朝日新聞世論調査による、老後の必要資金「ためられない」7割というニュースが出ました。その概要は次の通りです。
「長寿時代のお金意識」をテーマに郵送方式の世論調査を行いましたが、まず、老後のために蓄える必要額はいくらかという問いに対し、現役世代の回答は、2千万円が最も多く28%、1千万円が26%、3千万円が20%、1千万円から3千万円で全体の74%を占めました。
では、その必要な老後資金をためられるかどうかについては、70%が「ためられない」と回答し、「ためられる」は21%にとどまりました。
老齢年金を受給している年金世代では、必要と思う老後資金をためられたか、という質問に対して、「ためられた」は18%、「ためられなかった」は72%でした。
結局、年金世代でも、現役世代でも、老後資金をためたいと思っているが、なかなか思うようにはためられない、ためられなかった、という現実が浮き彫りになりました。
また何歳まで生きたいかという質問には、現役世代の46%が80歳と回答、60歳・70歳が計24%、90歳・100歳以上は計26%でした。平均寿命より短い60歳・70歳の回答者のうち、老後資金を「ためられない」人は、「ためられる」人の約1.5倍を占めていました。老後資金をためられないという先行きの不安が、長生きしたいかどうかという意識にまで影響しているようです。
安心して老後生活をおくるために、老後資金をきちんと積立準備することが必要なことは、皆さん分っていますが、なかなか出来ないというのが人情のようです。
当社が老後資金積立の方法として推奨している選択制確定拠出年金(DC);オデコでは、留意点の一つとして、60歳前は積立金を引き出せないという点がありますとご説明しています。しかし、むしろこのように“半強制的”に60歳まで積立金を確保しておく方が、結果的には、老後資金を準備出来てよかったということに繋がるのではないでしょうか。
新年あけましておめでとうございます。本年も、当社HPコラム「かけふ通信」をよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年は“老後資金2000万円不足”の問題が世間を騒がせましたが、新年早々に、朝日新聞世論調査による、老後の必要資金「ためられない」7割というニュースが出ました。その概要は次の通りです。
「長寿時代のお金意識」をテーマに郵送方式の世論調査を行いましたが、まず、老後のために蓄える必要額はいくらかという問いに対し、現役世代の回答は、2千万円が最も多く28%、1千万円が26%、3千万円が20%、1千万円から3千万円で全体の74%を占めました。
では、その必要な老後資金をためられるかどうかについては、70%が「ためられない」と回答し、「ためられる」は21%にとどまりました。
老齢年金を受給している年金世代では、必要と思う老後資金をためられたか、という質問に対して、「ためられた」は18%、「ためられなかった」は72%でした。
結局、年金世代でも、現役世代でも、老後資金をためたいと思っているが、なかなか思うようにはためられない、ためられなかった、という現実が浮き彫りになりました。
また何歳まで生きたいかという質問には、現役世代の46%が80歳と回答、60歳・70歳が計24%、90歳・100歳以上は計26%でした。平均寿命より短い60歳・70歳の回答者のうち、老後資金を「ためられない」人は、「ためられる」人の約1.5倍を占めていました。老後資金をためられないという先行きの不安が、長生きしたいかどうかという意識にまで影響しているようです。
安心して老後生活をおくるために、老後資金をきちんと積立準備することが必要なことは、皆さん分っていますが、なかなか出来ないというのが人情のようです。
当社が老後資金積立の方法として推奨している選択制確定拠出年金(DC);オデコでは、留意点の一つとして、60歳前は積立金を引き出せないという点がありますとご説明しています。しかし、むしろこのように“半強制的”に60歳まで積立金を確保しておく方が、結果的には、老後資金を準備出来てよかったということに繋がるのではないでしょうか。