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2019年12月10日
~社員の成長は「マインドセット」×「スキル」の掛け算~(その2)

(人材教育、人事制度、MBOSC)
 社員の能力は「マインドセット」と「スキル」の掛け算です、と前回コラムで申し上げました。社員の能力をレベルアップし、成長させるためには、まずは「マインドセット」のレベルを上げることが肝心です。
 「マインドセット」と「スキル」の相関図で言えば、D→B→Aというルートでレベルアップを図る方が、D→C→Aというルートよりも、早道で確実です。



 ではどうすれば「マインドセット」のレベルを上げることが出来るのか、そもそも「マインドセット」とは、どういうものでしょうか。
 「マインドセット」は次の6つの要素で形成されていると言われています。

当事者意識;会社及び部門戦略や自部署の方針・課題を自分のこととしてとらえて、自分が何をするべきか、できることは何かを考えて主体的に行動すること。

覚悟:自分の仕事に対して覚悟を持っているか、100%の責任を引き受ける心づもりがあるか。

オーナーシップ:自分が主体であり、自分の行動は自分の判断であり、その結果は自分の責任であるとする意識。私の仕事、私たちの会社、という見方。

全体最適:自分や自部署だけの都合だけで判断するのではなく、わが社全体にとってプラスであるか、わが社のミッションに即しているか、目先だけでなく中長期的な視点でどうか、という考え方と意識。

ミッションフィット:会社のミッション(事業使命)に自分も深く共感している。

バリュー体現:会社の価値観を、自分の言動を通じて表している。他の社員の模範に なっている。

 この6つの要素を持ち合わせている社員は「マインドセット」が高いと言えるわけです。
                                          (その3に続く)
                          <出典「全員経営者マインドセット」著者吉田行弘>

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